悪人正機(あくにんしょうき)ってどんな意味?意味・使い方・例文を紹介

悪人正機(あくにんしょうき)という言葉を知っていますか?
聞いたことはあっても、実際に使ったことがないという人が多いのではないでしょうか。
この記事では意味・使い方が分かるように例文も紹介しながら「悪人正機(あくにんしょうき)」について説明します。

悪人正機(あくにんしょうき)ってどんな意味?

「悪人正機」という言葉について解説していきます。
日常で小耳に聞き挟むこともあるかと思いますが、その意味まで知っている、と言える方は少ないのではないでしょうか?
実はこの「悪人正機」は有名な仏教宗派である浄土真宗の教義でかなり重要な意味をもつ思想です。
とても深い仏教用語であるとともに、難解な言葉ではありますが、ここでしっかりと内容を整理して、意味や言葉の背景を紹介していきますので、ぜひご覧になってください。

悪人正機(あくにんしょうき)の意味

「悪人正機」とは「善人でさえ浄土に往けるのだから、まして悪人ならなおさらだ」といった意味です。
このままだと誤解を招く恐れがあるので、ここで言われている悪人と善人が普段使われている意味と違うことを説明します。
そもそも浄土とは阿弥陀仏が自分を慕っている人間が念仏を唱えれば、悟っていなかったとしても、極楽浄土に生まれ変わって悟りを開けるように説法をしようという場所です。
煩悩にまみれ、永遠に苦しみから逃れず、苦しむ人間を救う阿弥陀仏の本願では、悪人とは自分ではなく念仏を唱えて自分ではないものに救ってもらおうとする人となります。
現代で言う狼藉者とは違うということですね。
一方で善人とはそもそも阿弥陀仏を慕わず、自分の力で救われようとしている人のことであり、現代とはやや意味合いがことなるようです。
仏教では自分の力ではなく、物事は起こるようにまかせるのが尊いとされているので、現代の感覚では違和感を感じる人も多いようです。

悪人正機(あくにんしょうき)の使い方と例文

・悪人正機の教えは、難解だが、素晴らしいものだ。
・現代の道徳観や倫理観と悪人正機は、矛盾を引き起こすのではないでしょうか。
・悪人正機の話から、念仏や阿弥陀仏に興味をもった。
・その話は悪人正機のように深く考えてみないと誤解を招く。

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